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東京電力と原子力行政 (2-3)

 2-3) 震災直後の東電、および政治家の対応

 その他、汚染水を処理する方法も問題があった。
東電の選考基準は「実績」であるが、そもそも、こんな自体に直面した実績は「アレバ社」にも無い訳で、東電の回答は信用できない。
 個人的な考えではあるのだが、あんなフランスの守銭奴企業の使えないシステムより
「日本ポリグル」の凝集剤の方が数段効率が良いのである。
 自分は、その手のエンジニアでは無いので、詳しくは分からないのだが、同社のHP拝見
する限り、最低でも(規模は分からないが・・・)「汚染水貯留槽→凝集槽→沈殿(ろ過)
槽→放流(再使用)用貯留槽」の最低4槽で済むはずなので、あそこまで大掛かりな施設
を必要しないのである。
 少なくとも、フィルターに油や放射性物質が吸着しすぎて装置自体が停止することは無い。
(フィルターの前に凝集剤を使用していれば油や放射性物質を気にせず、大量に処理
出来る)

 先ほど「アレバ社」を「フランスの守銭奴企業」と言っていたが明確な理由がある。
 青森県にある「核燃料リサイクル施設」のが本稼働延期と追加料金の発生だ。
 核燃料リサイクル施設に関しては、政府(当時の自民党)が後押しをしており、
数十兆円規模で建設していたのだが、未だに完成させず、更に追加料金として数十億を
要求している事実がある。 
 この事実を踏まえると、政府(東電)に数十兆円の請求が来てもおかしくは無いだろう。
 事故を起こした事は事実だし、立場としては不利なのである。

 日本ポリグル : 大阪の企業で、納豆の成分を生かした凝集剤を開発・販売している
企業である。
 日本では、あまり知られていないだろうが、バングラディシュ等、新興国でシェアを
広げている企業である。(詳しくはHP参照してください)
 かなり簡易だが安価な水質浄化システムが出来るので、今回の震災等の様に
緊急時に活躍が期待出来る企業である。

東京電力と原子力行政 (2-1)

 2−1) 震災直後の東電、および政治家の対応

 これについては、かなり書く事が多いような気がするので、
一応震災直後からの大まかな時系列で書いて行きたいと思う。

 震災発生直後
 津波でメイン、補助電源を流され、制御不能になる。
 管総理大臣がベントを指示したにも関わらず、無視。
 2号機が水素爆発。
 消防車・自衛隊を使い、原子炉冷却作業
 汚染水の処理を始めるが、トラブルが頻発して正式稼働が遅れる。
 放射性物質による汚染が広がり、軽微なパニックになる。

 
 この中で最大の問題が、「原子力発電施設の恐ろしさ」を理解出来ていない人間が
トップに立っているという事実である。
 本来であれば、今回の事故以前に「スリーマイル島」や「東海村の臨界事故」といった
教訓に出来る事故事例があるのに、「全くの他人事」と考え、予算不足等言い逃れに
使い、全く処置を施さなかった。

 事実、信頼できる情報筋によると、水素爆発まで発電所と東電本社(以下本社)との
バトルがあったらしい。