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東京電力と原子力行政 (1-2)

 東京電力と原子力行政  (1-2)

 震災前は、どんな作業(仕事や趣味でも)電気を使わない日は無い
と言うくらい、大量に消費していた。
 自分の地域は東京電力の管轄なので、福島原発の恩恵を受けていたし、
(2500円位/月だが・・・)
 当然、周辺住民は原発設置のリスクを理解している物だと勝手ながら思っていた。

 チェルノブイリの事故当時、日本の原発についての発言は、
「チェルノブイリの発電所とは炉の構造が違いますし、2重3重の安全装置
がありますので、日本の原発は絶対に安全です」
と言いきっていた。(まぁ、安全装置以前の問題で、主要電源が丸ごと無くなった訳
なんだが・・・)

 地震以前でも重大なトラブルは頻発していたのに、電気、原子力に利権を持っている
政治家や東電本体が事実をもみ消していた事実最近が発覚。

 まぁ、その当時から「根拠の無い安全神話」が横行しており、良識ある(この場合は
原子力をある程度理解している)政治家が少しでも神話を疑問視すれば身内
(当時は自民党)から袋叩きにあう時代であったのだが・・・
 

 ちなみに、東電の原子力発電所の売上は 約1億/日 であったと言われてます。

 

東京電力と原子力行政 (1)

 さて、後日書くといった原子力行政に関して早速書きます。

 まず、「自分は、何処かの環境団体やメディアに踊らされた
ヒステリックな人たちとは違うし、原発即時廃止論者ではない」
という事を前提条件として覚えていてほしい。

 まず、この原子力行政(東電の対応の推移)について、
震災前、震災時の対応、将来の展望といった3段階で話しましょう。

 

 1)震災前の原子力行政
 まず、「なぜ原子力発電所が必要なのか?」という疑問が出てくる。

 この疑問に対しての解(一概には言えないと思うが・・・)は
 「生活の質を向上させるためには電気は不可欠である」
と言うことだろう。

 実際に比べてみれば理解できると思う。

 扇子(団扇) → 扇風機 → エアコン

 井戸水(土中保存) → 氷式冷蔵庫  → 電気冷蔵庫

 紙芝居 → 映画 → ブラウン管式テレビ → デジタル対応液晶
(プラズマ)テレビ
 
 上記はあくまで一例だが、生活の質が向上して行くほど電力に
依存していく事が理解できるだろう。

 ゆえに、現代生活の必要上、「電力は生命線である」
という事が出来るだろう。

魚と組織は頭から腐る〜非常時におけるリスク管理〜 (4/5)

 4)及び5)に対して・・・

 正直なところ、行政のシステム自体を再構築しなければならないかも知れない。
 阪神大震災よりも深刻なのは今回の津波で行政機能が広範囲に壊滅したことである。
 マニュアルではこれほどの広範囲での被災は想定していないと思うし、行政用の
データも流されているので、復旧に時間がかかるかもしれない。

 無駄に時間を過ごさないように行政だけでは無く、一般の市民レベルで情報を共有
していかなければならない。
 当面の課題は震災前の機能に復旧させる事である。
 しかし、全てが壊滅状態にあるため、どれから着手すればよいか判断は難しい。

 そこで、「災害復旧計画)」や「事業継続計画」の登場である。
 事前に復旧の優先順位を策定し、それに沿って手順通り進めていく。
  運用については知事が長になり、実情を把握している市町村長に指揮権を
一任してしまうのが良いかもしれない。 ただし、予算は国との交渉があるので、
当面の対策費用として、各市町村に1千万円の予算を計上する等の配慮を行い、
本格的な交渉は知事が責任を持って交渉を行う。

 復興政策を丸投げするような感じかも知れないが、何回も書いているDRP・BCP
に沿った運用を行っているのであれば、別に口出しするほどの事ではないのである。
 (逆に、下手に口出しすると混乱を引き起こすので、手順通りに進んでいるか?等の
チェックや(強制力の無い)アドバイスに留めるべきである)

続く・・・