さて、写真撮影をメインに生活している
私と彼女やチビたち学生連中も、
色々と撮影方法が“マンネリ化”しない様に
私と同じように「苦闘」しているのが嫌と云うほど伝わってきますね?
勿論それは部活であれ野外活動であれ
或いは近隣の総合体育施設でも同じだが-
写すべく被写体との
ワーキング・ディスタンスを変えてみたり
普段は慣れていない『静物』を収めるのに
私のように“外部ストロボ”を中古で購入して
果敢にも夜間撮影にチャレンジしたり・・・。
まァそこは一概に否定論者として
チビ達の物事に詰まった時のアクセスの方法を
クドクドと闇堕ちするまで説教する気も有りません。
さて・・・この作例より5月分の日付の写真になりましたね?
この頃は今と違って梅雨空でもなく
正に「春真っ盛り」であり、
適度な雲にも恵まれた季節であった事が
昨日のように思い起こされます。
即ち、撮影日和であった事は間違いない訳です
まずは明るい単焦点のみが持ちうる
“アート志向”な画作りとは如何なる代物なのか?
まずは、その辺の説明も所々交えて
幾つか作例と一緒に見て頂ければ幸いです(^_^)
2016/05/01 14:57
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
Canon EF24mm F/1.4L II USMで
F/2.0、ISO-100、スピード1/8000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 14:58
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
Canon EF24mm F/1.4L II USMで
F/2.0、ISO-100、スピード1/8000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 14:59
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
Canon EF24mm F/1.4L II USMで
F/5.6、ISO-200、スピード1/2000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:00
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
Canon EF24mm F/1.4L II USMで
F/5.6、ISO-200、スピード1/750
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:00
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
Canon EF24mm F/1.4L II USMで
F/5.6、ISO-200、スピード1/4000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
同じ単焦点・・・それでもフレーミングを
少し工夫するだけで、これだけ印象の違う作品になります。
花の超拡大画像を見ると、マクロレンズで撮った疑惑さえ
生まれ兼ねないのですが・・・それこそが
Canon EF24mm F/1.4L II USMの真骨頂!
寄っても撮れるし引いても撮れるし
パースの強弱も思いのまま!
牛久沼水辺公園での、いつもの光景なんですが、
それでも眼前にある景色を
見た目通りに収めてしまう、それも直感に任せて!
なかなか、こういうエレメントの素質だけで
振り回せる広角・単焦点も貴重な存在で
今では欠かせない相棒となりましたね?
それにしても何処の誰が御丁寧に
沼の支配者たる猫共に“餌付け”したのか?
随分と準備のいいフレーミングと思われるでしょうが
この光景は偶然出会ったので、他意はありませんww
2016/05/01 15:02
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
SIGMA 85mm F/1.4 EX DG HSMで
F/5.6、ISO-200、スピード1/500
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:04
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
SIGMA 85mm F/1.4 EX DG HSMで
F/5.6、ISO-200、スピード1/500
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:04
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
SIGMA 85mm F/1.4 EX DG HSMで
F/5.6、ISO-200、スピード1/500
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:07
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
SIGMA 85mm F/1.4 EX DG HSMで
F/5.6、ISO-200、スピード1/6000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:07
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
SIGMA 85mm F/1.4 EX DG HSMで
F/5.6、ISO-200、スピード1/8000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:07
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
SIGMA 85mm F/1.4 EX DG HSMで
F/5.6、ISO-200、スピード1/8000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:08
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
SIGMA 85mm F/1.4 EX DG HSMで
F/5.6、ISO-200、スピード1/1500
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:10
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
SIGMA 85mm F/1.4 EX DG HSMで
F/5.6、ISO-200、スピード1/6000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
猫のモフモフした感じは勿論、
細かい毛先1本1本までが見事に解像してますね?
ペロリと出した舌の様子までが克明に描写されているのは
さすがに驚きを隠せませんでした!
それだけでなく左を向いた全体像も
中々好みにあった画作りです。
なだらかな背骨と落ち着いた後ろ足の仕草もグッドですね?
手前の舗装された地面のゴツゴツした様子も写っていて
奥の雑草は対照的にボケているのですが、
ボケ味そのものが「とってつけた感じ」の
しない上品な主張をしてます
これならば、もう少しF値を変えてバリエーションを多くしたのが
もっと満足いく結果になったでしょうね?
どのみち、ここの公園までは大した長距離という程
大げさな遠征でもなく気軽に足運べるので
チャンスあれば狙って撮りたい“カリン様”です(o^∀^o)
2016/05/01 15:12
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 ZEで
F/5.6、ISO-200、スピード1/1000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:13
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 ZEで
F/5.6、ISO-200、スピード1/2000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:13
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 ZEで
F/5.6、ISO-200、スピード1/1000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:16
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 ZEで
F/2.0、ISO-200、スピード1/8000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
まさにツァイスの為に存在するかのような佇まいの被写体です!
実のところ白状しますと、
F/1.4でも何ら遜色なく解像している作品も撮っていたのですが
幾つかの作例を吟味した結果、
こちらのF/2.0での雰囲気を優先した訳です。
絞り開放では盛大に発生するパープルフリンジも
こうして被写体の色遣いや光源の方向に配慮するだけで
ここまでのポテンシャルは悠々と叩き出せる訳です!
-ただ、絞り値を1.4にした場合、
周囲の花も盛大にボケて溶けてしまうので
一呼吸落ち着かせる意味合いで
このF値の作品に決めたわけです
2016/05/01 15:18
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 ZEで
F/2.8、ISO-100、スピード1/8000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
2016/05/01 15:20
撮影機材カメラ:Canon EOS 80D
Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 ZEで
F/2.0、ISO-100、スピード1/6000
露出プログラム:マニュアル露出、測光モード:スポット測光
ホワイトバランス:自動、フォーカスモード:ONE SHOT AF
少し前のBlogでも触れましたが、
レンズを手に取ってみて実際に驚いたのは
『想像以上に軽い』ことだった。
同じ焦点距離では、SIGMA 85mm F/1.4 EX DG HSMで
8群11枚の725gなのに対して、
Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 ZEで5群6枚の570gだから
単純計算でも150g以上の差がある!
まァ、AF構造をレンズに設けているので
その質量差と割り切るのがベストな方程式だろう。
フォーカスリングは非常にトルク感あり、
形容し難い独特な回転の滑らかさは
AFレンズでは決して味合うことの出来ない
格調高いインセンティブさえ感じる。
そのくせ手に持った印象は
なぜか数値以上に感じる
とにかく“ズッシリ”した重量感あるもので、
金属とガラスの塊である事が再認識できよう。
レンズフードも金属製で、内側には植毛処理が施されている徹底振りは
ほかのレンズベンダーと一線を画する。
さて・・・彼女の所有しているNikonの85mmとも
対比させたほうが詳しく諸元がわかると思うので
手前味噌ながら一応こうやってExcelの下書きを
PDFに出力していますが・・・。
先述の反芻になるのを承知で書きます。
こうして眺めると判ることですが
Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 ZEは
ポートレートレンズの中でも軽い部類なのがハッキリしてますね?
ライバルのAF-S NIKKOR 85mm F/1.4Gと大差ない重量だし、
リリースされた年月も同年代生まれです。
逆に“明らかに違う部分”は
フィルターサイズとレンズ構成ですね?
最短撮影距離は・・・85cmと1mですからね普通に使うなら『ドングリの背比べ』として
気にしないで済むレベルなので今回は除外しました。
手振れ補正のアシストで高評価を得ている
TAMRONの85mmはサスガに弱点は無いですね?
フィルターサイズも67mmと便利ズームの保護フィルターやC-PLも流用できるし。
最短撮影距離もAF-S NIKKOR 85mm F/1.8Gと
同じ80cmも素晴らしい健闘振りである。
エレメントも相当に贅沢に使っていて
それでいて重量はCanonのF/1.2を誇る
化け物85mmよりも300g以上も軽量化が施されている
まさに21世紀のポートレートの姿なのかも知れませんね?
ただ・・・惜しむらくは御値段もサードベンダーにしては
有り得ないほど『挑戦的』な価格設定なので
上半期に何かと出費のかさんだ私には
ちょっと厳しいレンズですwww
まぁ・・・85mmマニアならば一度は手にしたいと思わせる
単焦点なのは間違い無いでしょうね?
人を撮るために誕生した、SP 85mm F/1.8
と豪語する以上、溜息が出そうですねwww
茨城県で行きつけのカメラ売り場で
いつもの通りレビューとして貸出機のお願いをしたのですが
さすがに人気商品だけあって無理でした。
Canon用はモック展示もないのでチョット残念でしたね(+_+)
いずれにせよ、大きなボケ味や
カミソリの様に薄いピント面もひっくるめて、
大口径病を患ったオーナーであれば一度は足を踏み込むであろう「レンズの沼地」で
挑戦し続けるマストアイテムかも知れません。
うちのチビが苦労の末に見つけてきた
Canon EF85mm F/1.8 USMに至っては
実に24年前のオールドレンズ!
使っている当の本人よりも
倍近くも長生きしてるレンズなのだwww
本音を云うならチビも欲しかったであろう
TAMRON SP 85mm F/1.8だが
私に気を遣っているのが判るので
なーんにも関与しないで見守るだけに専念した。
結果、銀塩フィルム時代の遺物を見つけた訳だが、
驚くほど描写は優れているのだ!
古さは残っているが、それでも非常に抜け目無く
完成の域に達したレンズと云える。
オマケにCanon純正なので例え本体が
エントリー機器のX5でも、違和感無く使える!
当然カメラ内補正も普通に出来るのだから
エントリーにこそ“純正”かも知れない
チビが此処に目をつけたのは値段以外にもある。
『重さ』というファクターに違いない。
SIGMA 85mm F/1.4 EX DG HSMでや
Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 ZEで
フロントヘビーでホールドに四苦八苦するなら
選択肢は限られてくるから、
チビは逆引き計算で考えて
良い意味で納得できる近似値を探り当てた訳だ。
CanonはAF対応で最短撮影距離が85cmなのに対して
Planar T* 1.4/85 ZEでは1mという仕様なので
もう少し寄って撮りたいな!
こんな時には中途半端な最短撮影距離が災いして
苦労するのは確実でしょう。
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訂正:
85mmレンズのExif情報が間違っているとご指摘受けました。
正確には、
Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 ZEで
↓
SIGMA 85mm F/1.4 EX DG HSMで
この様になりますがBlogの内容や
レンズのフィーリングは正誤の区別なく残します。
なにせ、85mmレンズがNikonも含めれば
5本以上が鬩ぎ合う「激戦区」なので
混乱してしまいました。
間違ったExif情報を掲載して申し訳ありませんでした